s7最終16835位レート1624【ポットガエンサイクル】
○はじめに
こんにちは、衣音です。今回で2回目の記事になります。今回は、ランクマッチs7シングルバトルで使用した構築を紹介したいと思います。僕はポケモンは強くないし、構築記事を書くほどには全く及びませんが、強者の環境を考察し、対策した構築を組み、実績を残して構築記事を書くという一連の流れを経験しておきたいと思い、この構築記事を書くことにしました。僕以外に順位5桁の人で構築記事書く人はおそらくいないとは思いますが、是非みていってください。
○構築
○構築経緯
相棒のポットデスが活かせる構築を使いたい。1番メジャーなからやぶポットデスの型は大きく分けて耐久無振り襷型、耐久振り白いハーブ型の2つあり、僕は先制技やステルスロックある環境の中で襷型は使いづらいということと、今まで襷型しか使ったことがなかったことから、耐久振り白いハーブ型ポットデスを使用することを決めた。
耐久振りポットデスの利点は展開した後、不利対面で交代した後も再展開が可能なことが挙げられる。よって不利対面時の受け先として、捨てゼリフで安全にポットデスを着地させることができるガオガエンを採用。
ポットデスが何もできない悪タイプのポケモンの中でガオガエンでは受けづらいタチフサグマやバンギラスに対する受け先としてアシレーヌを採用。
受けポケとしてアシレーヌと相性がよく、基本的に強いことからナットレイを採用。
アタッカー枠としてここまでの並びで勝てないポケモンに大体勝てるのでエースバーンを採用。
ここまでできついギャラドスとヒトムに勝てるアタッカーとしてパッチラゴンを採用した。すごく地面の一貫があったがそこは諦めた。
○個体紹介
☆ポットデス@白いハーブ
努力値 H252 B126 S132 図太い
実数値 167-×-111-154-134-107
特性 呪われボディ
技 シャドーボール/アシストパワー/殻を破る/力を吸い取る
相棒枠。可愛い。
Sは2段階上昇で最速ドラパルト抜き。残りHB。今回はポットデスをエースとして使いたかったのでバトンタッチはなし。
元々C種族値134とかなり高いため、殻を破るを打つことで火力は申し分なかった。物理型相手なら耐えて力を吸い取るで回復し、余裕ができたところで殻を破る。場合によっては2回破ることもできた。殻を破った状態なら、ミミッキュ対面でダイマックスすることで1度相手の攻撃を耐えつつ、ダイサイコで影打ちを封じ、もう一度上から殴って勝つことができる。エースバーンに対してもA2段階ダウンのダイアークを耐えることができる。よってガオガエンでAを下げた後ポットデスが降臨すると、エースバーンは力を吸い取るを警戒せずに不意打ちを打つため、そのタイミングで力を吸い取るを打つことで、有利に立ち回ることができる。選出率は20%くらいだったが、出した試合は活躍してくれた。もうちょっと出しても良かった。
☆ガオガエン@フィラの実
努力値 H252 B116 D140 腕白
実数値 202-135-137-×-128-80
特性 威嚇
技 DDラリアット/鬼火/守る/捨てゼリフ
型を1番悩んだポケモン。実家のような安心感があった。過労死することが多かった。選出率ほぼ100%。
Hぶっぱ。Bは威嚇の入ったエースバーンの飛び膝蹴り最高乱数切り耐え調整。残りD。悪技はうっぷんばらしと迷ったがDDラリアットにした。守るの枠は挑発、フレアドライブ、嫉妬の炎、蜻蛉返りなどの選択肢があったが、エースバーンと対面したときに膝以外の技を打ってくることはないし、相手のダイマックスを枯らすのに便利なことから守るはちょうど良かった。非常に打つタイミングが多く便利だったが、蜻蛉返りや挑発を切っていることが辛い試合もあった。炎技がないのは気にならなかった。
ほとんどの試合に選出し、毎回活躍していた。勝ち負けはこのポケモンが過労死するかどうかにかかっているような気がした。エスバ対面では守るが正解の場合が多かったが、ダイナックルを打たれると負けに直結するため、本当に守るを打ってもいいのかはわからなかった。
☆アシレーヌ@突撃チョッキ
努力値 H252C252D4 冷静
実数値 187-94-94-195-137-72
特性 激流
技 泡沫のアリア/アクアジェット/ムーンフォース/エナジーボール
特殊受け。まあまあ選出できた。
サイクルを回すのに向いている持ち物としてチョッキにした。アクアジェットの火力を下げないために性格はA↓ではなくS↓にしたが、同族勝負で勝てない上、アクアジェットの火力も元々殆ど出ないため、控えめで良かった。
分かってはいたが、火力が少し足りなかった。蜻蛉返りなどで削っておけば倒せることもあったので、ガオガエンに蜻蛉返りを入れたいと思う時は大体このポケモンを選出した時。特殊ポケモンに対しては強かった。ナットレイの宿り木のタネで回復することで特に強くなった。ナットアシレの強さがわかった。
☆ナットレイ@食べ残し
努力値 H252 B252 D4 のんき
実数値 181-114-201-×-137-22
特性 鉄のトゲ
技 ジャイロボール/ボディプレス/宿り木のタネ/守る
安心感があった。強かった。
ドリュウズが重いため、ボディプレスを採用。
2匹目の守る枠。ダイマからし要員その2。今回使うのは初めてだったが、うまく使えた。ミラーの時にボディプレスで有利になるのが強かった。ここまでで弱いミトム対策だったが、身代わりHBに対して乱数でしか身代わりを壊せないので、身代わりHBミトムにはどうすることもできなかった。アッキミミッキュはこのポケモンがいないと安定して勝てないため、安易に捨てないことが大切。
☆エースバーン@命の珠
努力値 H4 A252 S252 陽気
実数値 156-168-95-×-95-188
特性 リベロ
技 火炎ボール/飛び膝蹴り/アイアンヘッド/思念の頭突き
ただただ強かったが、命中率が不安定で怖かった。
とりあえず強そうな珠を持たせ、適当にメジャーな技を入れた。元々はパッチラゴンの枠がトゲキッスで、ドヒドイデに勝てるのがポットデスだけだったので、思念の頭突きを採用。パッチラゴンを入れるタイミングで思念の頭突きは燕返しか不意打ち、飛び跳ねるなどに変えるべきだった。
アタッカー枠の中では1番選出した。まあまあ活躍したが、終盤は対策されてて活躍できないことが多かった。
☆パッチラゴン@拘りスカーフ
努力値 H252 B4 S252 陽気
実数値 197-120-111-×-90-139
特性 張り切り
技 電撃嘴/逆鱗/炎の牙/燕返し
今回の迷走枠。この枠は全然決まらなかった。技が当たらなかった。まあまあ活躍した。
弱点保険でも良かったが、作ったときはスカーフパッチラゴン以外知らなかったのでスカーフ運用。今までパッチラゴンに強い構築しか使って無かったから出されたことなくて気付かなかった。ギャラドス、ヒトムに後出しから勝てるため、H振りにした。火力は電撃嘴以外足りなかった。元々はゴリランダーメタ、地面の一貫切りでスカーフキッスを採用していたが、ゴリランダーは威嚇入れればなんとかなるため、パッチラゴンに変えた。
○選出パターン
相手に受けポケがおらず、崩しが必要ない時、この3体で勝てるときはこの3体を選出した。
・ガオガエン/(アシレーヌorナットレイ)/(エースバーンorポットデスorパッチラゴン)
この選出が殆どだった。ガエンナットエースバーンが1番多いと思う。
○きついポケモン
身代わりミトム、スピンロトム、ラプラス、ドリュウズ、ナックル積んだエースバーン、アッキミミッキュ、パッチラゴン
上位のポケモンが多すぎる。どおりでで勝てないわけだ。
○結果
○最後に
今回、初めて自分で作った構築で上位を目指し、とても楽しかった。結果は全くいい成績とは言えないが、これからも経験を積み、上位に食い込める'強者'になりたい。
最後に対戦してくださった皆様、ありがとうございました。
第一回TOP25%禁止杯使用構築〜ヤバチャバトン&ジジーロン
皆さまこんにちは、初めまして。衣音です。
初のブログで初の構築記事なので見づらかったらごめんなさい。
タイトルにもある通り、6/7(日)に開催された仲間大会「TOP25%禁止杯」で使用した構築を紹介します。
構築もプレイングも失敗が多く、自分の実力のなさを実感した大会でした。
※この記事は略称を使います
★使用PT
★コンセプト
① ヤバチャを活かす
②無理なPTをサイクル戦で倒す
★構築経緯
相棒のポットデスがルール上使えないため、代わりにヤバチャを使いたい。ヤバチャはCが74と低く、アタッカーとして運用できないと考え、からやぶバトンを軸に構築をスタートした。バトンエースとしてカムラこらきしダゲキを、起点作成かつDM要員としてキョダイコウジンを打てるキョダイダイオウドウと、マジックミラーで初手のステロを防げるネイティオを採用した。他、バトン軸を通せない構築に対しての裏選出として、ダイオウドウとサイクルを回せるジジーロンとマタドガスを採用した。
★個体解説
○ヤバチャ@きあいのタスキ
臆病 C252 S252 H4
実数値 116-×-65-126-74-112
特性 くだけるよろい
からをやぶる/バトンタッチ/こらえる/アシストパワー
本構築の核となるはずだったポケモン。相棒枠。色違いかわいい
タスキが潰れてもくだけるよろいを発動させ、バトンを繋げられるようこらえるを採用。技枠が余ったので、もっとも火力が出せてダイサイコで先制技を封じることもできるアシストパワーをいれた。
耐久は低すぎて振る必要がないため、CSぶっぱにした。
ステルスロック、連続技持ち、先制技持ち、トリルに滅法弱く、残念ながら1度しか選出してあげられなかった。選出したときは活躍してくれた。
○ダゲキ@カムラのみ
意地っ張り A252 S252 H4
実数値 151-194-95-×-95-137
特性 がんじょう
きしかいせい/ストーンエッジ/じごくづき/こらえる
バトンエース。がんじょうかこらえるでHPを1にしてカムラのみでAを1段階あげ、威力200のきしかいせいで攻める。格闘が等倍以上ではいるポケモンは全てDMされていてもA3↑のきしかいせいで確1。格闘が半減以下のポケモンに対しては、虫飛に打つストーンエッジ、霊超に打つじごくづきを採用した。
バトン後はS2↑なのでSよりも火力を優先し、意地AS振りにした。
ヤバチャと同じく選出は1度しかできなかったが、Dダイオウドウをワンパンしてくれたロマン溢れるポケモン。
○キョダイダイオウドウ@とつげきチョッキ
腕白 H252 A4 B164 D84 S4
実数値(チョッキ込) 229-151-121-×-150-51
特性 ちからずく
起点作成も出来、サイクルをまわせる万能ポケ。特性ちからづくにより火力を十分出せるため、サイクル重視のHBチョッキという欲張りな配分にした。Sは同族意識。
技構成はキョダイコウジンを打てるメインウエポンのアイアンヘッド、役割対象となるアップリューへの打点となり、ダイフェアリーのミストフィールドでジジーロンの補助にもなるじゃれつく、ミラー意識のばかぢから、ダイサイコによるサイコフィールドでヤバチャ軸の補助ができるしねんのずつきとした。
1試合を除き全ての対戦で選出した。役割の持てる相手が多く、過労死を防ぐためにHP管理に気をつけて立ち回った。大活躍だった。
○ジジーロン@たべのこし
控えめ H252 C36 D220
実数値 185-×-105-176-139-56
特性 ぎゃくじょう
特殊受けかつ兄の相棒ポケ。色違いかわいい
過去作限定のはねやすめジジーロン。特性ぎゃくじょうを絡めた積み性能は非常に高く、殆どの特殊ポケモンや火力のない物理ポケモンを起点にできる。苦手な竜技とどくどくが効かないダイオウドウや、ダイフェアリーによるミストフィールドと非常に相性がよかった。また、環境にドラパルトがいないため、攻撃技はハイボとほうしゃで十分だった。
環境に多かったキュウコンとネイティオを後投げから起点にし、裏次第では3タテできて強かったが、DMを切るタイミングが難しかった。ダイバーンによる晴れでオニシズクモを起点にできるのも良かった。本構築のMVP。
○マタドガス@くろいヘドロ
図太い H252 B252 S4
実数値 172-×-189-105-90-81
特性 ふゆう
ヘドロばくだん/まとわりつく/おにび/まもる
過去作限定のまとわりつくマタドガス。ジジーロンやダイオウドウに一貫している地面と格闘を受ける枠。物理受けなのでHB特化。普段のランクマッチでDMに対してまもるという技の強さに気づき、まもるとシナジーのあるまとわりつくとおにびを採用した。攻撃技は実質ヘド爆だけだったが、定数ダメージだけで十分戦えたため、鋼に通らないことは気にならなかった。
環境に多かったマニューラ、チラチーノ、ドラピオンをハメて安全に処理できた。縁の下の力持ち。
臆病 C252 S252 H4
実数値 141-×-90-147-90-161
特性 マジックミラー
最後まで迷走していた枠。瞑想だけに
相手のステロ展開を防ぎ、ダイサイコのサイコフィールドでヤバチャ軸の補助をすることができる。採用したのは本番直前で、考察があまりできなかった結果、信用できず、1度しか選出できず、その試合も負けてしまった。すまん。
★結果
★あとがたり
相棒枠のヤバチャを殆ど活躍させられず、悔しかった。今大会で1位をとった構築には瞑想バトンからのアタッカーヤバチャを使っていて、殆ど毎回選出していたそうなので、僕のヤバチャに対する信頼が足りなかったことを実感した。
結果は大会で平均以上をとれたのは初めてだったので、そこは素直に喜びたい。しかし、かなり前から考察をしていたので、もっと上位を期待していた部分もあったのでまあまあだったなとおもった。次回は1位を目指したい!
最後に主催の海鼠(@namaco08)さん、一緒に構築を考えてくれたリ奴(@jjron_yatsu)さんと五木(@D_fly520)さん、対戦してくださった方々、ありがとうございました!